2008年3月8日土曜日

FXベーシックス No,3-FXでの差金決済時の損失について

FX(外国為替証拠金取引)も、投資の一つである以上、いつもうまくいって利益を上げられるわけではありません。

1ドル110円の時に5000ドル分購入したとします。その後、ドルが108円になったとすると、このときの買いポジションがどうなるかというと、108円×5000ドル分ですから54万円です。110円で購入したときには55万円ですから差額1万円の損が出ています。当初、あなたは5万円を預けています。この状態で1万円の損が出てしまっても、残り4万円の預け金がありますから、引き続きFXは続けられることになります。
これがFXの特徴です。

FXを取り扱っている金融機関では、各会社ごとに「最低でも維持しておかなければならない金額」という基準額が存在しています。例えば△△会社の場合「最低金額3万円は預けてください」という基準があった場合、上記の例ですと、あなたは今まだ「5万円-1万円(損失額)」で残り4万円が預けられている状態です。このとき、最低金額3万円を下回っていませんからまだ取引は可能な状態です。

ここで1ドルが106円まで下がった場合にあなたの資産は106円×5000ドル=53万円になります。計2万円の損が出てしまい、残り資産は3万円ちょうどになります。後1銭でも下がった時にはその時点で基準額3万円を割り込んでしまいます。FX取引では、そこで強制的に取引が決済されて損失が確定する仕組みになっています。

上記の例では、ドルの買いから入っていますが逆のパターンも可能です。ドルを先に売っておいてから、後で買い戻すという「売り買いを逆にする」というパターンでも考え方は全く同じになります。

FX取引では差金決済という方法をとることで、元手になる資金に対してより大きな金額での取引が出来ることに加え、ドルの売りから取引を始めたり、ユーロやポンドなどの違う通貨でも取引することが可能になっています。


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